述語抽出法によるデータモデリング
データモデリングのコペルニクス的転回
〜モノ中心からコト中心へ〜

述語抽出法では,高階の述語(関連)を用いて,現実世界をモデル化する
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教わる(学生,科目,教官)
= 教わる(選択する(学生,科目),担当する(科目,教官))
= 選択する(学生,科目)*担当する(科目,教官) |
<= 高階の述語 |
上図は,Boyce-Codd正規形 (BCNF) に分解すると与えられた関数従属性を保存できないため,第3正規形 (3NF) に留め置かざるを得ず,その代償として,更新時異常を回避できない例として有名な問題(詳細は,下記の文献を参照)を,述語抽出法で解いた結果である。述語抽出法による解では,更新時異常は起きず,関数従属性も保存される。
なお,上記の解は,関係理論の金科玉条「無損失結合分解 Lossless JOIN Decomposition」に抵触するが,述語抽出法では,「無損失結合分解 」は,単なる戯言として排斥される。その根拠の詳細は,単行本 第3部「従来理論批判」で展開される。
増永良文 : 『リレーショナルデータベース入門[新訂版]』, サイエンス社(2003) pp.106-110